ハロー、錬金術師
今日はインドネシアの独立記念日という事で仕事はお休み。
アパートで本などを読んでいる。読んでいるのはパウロ・コエーリョの「アルケミスト 夢を旅した少年」、BGMはAcidmanのアルケミスト。
スペインからエジプトへ宝物を求めて旅をする羊飼いの少年のお話だ。
少年は旅の途中、自分の心の声を聞く大切さを学び、愛を知り、全てとひとつになる事を学び、やがて自分の宝物にたどり着く。
物語の詳細はさておき、この本で語られているテーマは、
人も風も太陽もすべては同じ手で創られた、
心の声を聞く事について、
愛とはより良くなろうとする気持ち、
それに向き合う者にとって運命は寛大だ
という事だと思う。
これらの事柄は、他の本でも同じように書かれているから世界の原則のような物なのだろうと思う。
また本にはこのような一節がある。
「多くの人が世界を恐ろしい場所だと考えている、そしてそのような考えが本当に世界を恐ろしい場所に変えてしまう。」
ニュースになって報道される物事の割合は圧倒的に事件が多いから、世界はどんどん怖い場所として認識されてしまうのかな。
少なともここインドネシアは全く恐ろしい場所ではないし、レストランのおねーさんも交通整理のお兄さんも笑顔で挨拶してくれる。