可愛い子には旅を言った君を宇宙に送り出したい

「可愛い子には旅をさせろ」誰かがそう行ったせいで、僕はひとり南の島で生活する事になった。食べ物も言葉も違うこの国で、悪戦苦闘の日々は続く。 今ではそのような標語を作った誰かを冥王星に送り込んで、旅の感想を、はてなブログに書いて欲しいとさえ思…

君は私の滑稽だ

私は悪人かもしれない。とふと思う事はないだろうか? 私は自分に問いかける。 一千万円入ったカバンを拾ったら? きっと警察に届けるだろう。 しかし2kgの金の延べ棒を拾ったら? わからない。 いや、きっとドキドキしながら家に持ち帰るに違いない。 物が…

都会に揺れる藻

今日は街行く人が藻のように感じる。 騒がしい藻、疲れた藻が地面をゆっくり移動する。 お酒を飲んで駅でゆらゆら揺れる藻は心地好さそうだ。 もうすぐ午後11時、藻もやがて家に移動し眠りにつく。 街は静かで平和な海底のように、穏やかな空気に包まれる。

世界は髪の毛を中心に回っている

先日、道行く女子高生の「最近あの人、頭薄くない?」という会話にドキッとしたばかりだが、 今日は電車でおばさんたちの「あの人髪濃いよね」という会話聞いた。 これを書いている最中もカップルが髪を染める話をしている。 まるで世界が髪の毛に取り憑かれ…